DXすなわちデジタル・トランス・フォーメーション。組織をDX化するということは、業務内容のバルクアップを意味します。バルクアップ。つまりは、筋を太くする事です。

筋肉を太くし、体脂肪率を低くし、理想の体型にするには、日々の努力が必要です。週に3回ジムでのトレーニング、そのトレーニング内容も、つぶさに記録し見える化することで、効率的に筋肉量を増やすことができます。そして、日々の食生活を記録しカロリー計算を行い、1日に必要な栄養素の摂取量を自分で把握します。

これらを行うことで、数年後には理想の体型となり、健康診断も問題なくクリアできるのです。

今、多くの中小企業が、理想の体型から遠ざかろうとしています。それは、オーバーワークです。筋トレでもやりすぎると筋肉量が増えないように、組織でもオーバーワークをすれば、従業員が疲弊し過労や辞職などに繋がります。

DXは、会社組織をスリム化することが目的ではありません。

DXとは、今の会社組織の業務を見直しオーバーワークしている業務があれば、システムに置き換え、また業務の進め方を見直すことで新しい形態を見つけることができます。

つまり、これまでの業務内容を従業員皆で見直すのです。見直す際に、その一つ一つの業務に疑問を持つのです。なぜ必要なのか、

「これまで何となくしてきた業務は何が目的で行ってきたのでしょうか」

そこからデジタルに落とし込める業務は落とし込んで行きます。

筋トレで重要なのは、ジムに通うことではなく、またトレーニングすることが重要でもなく、最も重要なのは、本人の思考を変えることです。思考を変えることで普段の生活から自分の体を考える様になるのです。

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